◆水染めコードバンが欲しいのさ!
水染めコードバンは、水に浸しながら水性染料で染め上げていくコードバンです。
表面を染める丘染めや芯まで染み込ませる丸染めなどあるようですが、いづれにしましても、一枚、一枚、回数を重ねて染めて行く方法で手間がかかる染色方法になります。
大変な作業のようです。
水染めされたコードバンは、革表面の風合いや質感が保たれ、透明感に満ちた素晴らしいコードバンとなります。
しかし、革の質感が維持されることから、表面に元から付いてる傷などを隠すことができないので、水染めコードバンにする原皮は、なるべくコンデションの良い状態のものを選ばなくてはなりません。
このようなことから、ランクの高い原皮と手間ひまかかる人件費で、顔料を使用した物と比較すと高いコードバンとなります。
さらに、水染めコードバンとなると、高級仕様となりますので、自然と高度な縫製技術を誇る日本製となり、余計に水染めコードバン財布は高くなってしまいます。
そこで、今回、紹介したいのがこちらです。
SONNE Kaiser シリーズ!
縫製を海外にすることで、コストが抑えられてます。
とは、言ってもそこそこしてますがね・・・^^;
デザインも良いですし、水染めコードバンの醍醐味を体験してみたい方には、良いと思います。
P.S