◆コードバンのタンナーはごくわずか!
タンナーとは、簡単に言うと動物の「皮」をあれこれやって、バックや財布の素材として活かす「革」にするレザーの製造業者です。
コードバンのタンナーは、非常に少なく、私がこのサイトを作っていた頃は、2社しかないと言われておりました。
ネットでも度々、紹介されております日本の「新喜皮革社」とアメリカの「ホーウィン社」になります。
恐らく多くは、新喜皮革社のコードバンが使われているんだろうと思います。
また、途中?の工程から仕上げにかけて独自のコードバンを製造される「宮内産業」や「レーデルオガワ」といった業者さんもおります。
こちらの場合は、新喜皮革社のコードバンを使われるのでしょうかね?
このあたりの事情は不明で私の憶測になります。^^;
ホーウィン社では、油をたっぷり含んだ柔らかいコードバンが特徴で、評価も高く、財布などでも高級仕様をなっています。
このようにタンナーは2社しかないと言われておりましたが、2013年よりイギリスの名門タンナー、クレイトン社でもコードバンを作るようになったみたいです。
こちらのコードバンは、ほとんど出回っていないような気がします。
コードバンの原皮はヨーロッパから取り寄せてるようなので、なぜヨーロッパにコードバンのタンナーがないのかと疑問に思っていたのですが、ついにヨーロッパのコードバンタンナーが出てきたかぁ~とう感じで、わくわくしております。^^;
昔は、スペインにもあったようなのですが、やめてしまったみたいですね。
クレイトン社と言えば創業150年を超える歴史ある名門タンナーで、イギリスと言うことで当然、ブライドルレザーが有名なわけですが、この伝統から作られるコードバンがどんな物か非常に気になるところです。
当サイトでも、いつかクレイトン社製のコードバン財布を紹介できればと思っております。